大リーグの地区シリーズでヤンキース(ア・リーグ東地区1位)が7日、ツインズ(同中地区1位)を7―2で降して、今季から移転した新球場で記念すべきプ レーオフ1勝を挙げた。86年前、旧球場が完成した年にワールドシリーズを初制覇。新球場元年に、00年以来の優勝を果たし、その歴史を再現できるか。
第1戦は主将のジーターと松井秀の本塁打攻勢で快勝。今季5人が25本塁打以上というチーム最多記録を持つ打線の威力を見せた。旧球場最初の年となった 1923年のヤンキースもベーブ・ルースら長打力が魅力のチーム。このときは同じニューヨークを本拠地とするジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイア ンツ)に4勝2敗と競り勝ち、挑戦3度目で初の頂点に輝いた。
そこから26回のワールドシリーズ制覇を達成して、メジャートップの優勝 回数を誇るヤンキースは、新球場移転に際しても、旧球場と広さやホームベースの向きまでも同じにして「伝統」も移転させようとした。「旧球場と同じように 感じたよ。大勢のファンも通りの向こう(旧球場)と変わらないね」とは00年の優勝を知るジーター。第1戦の観客は今季最多の4万9464人。今も昔も変 わらない期待を背に一気に駆け上がるのか。第2戦は9日にヤンキースタジアムで行われる。
◇松井秀、状態上向き
○… 第1戦でツインズに快勝したヤンキースは8日、本拠地で約1時間半、フリー打撃を行った。前夜に2ランを放った松井秀もテシェイラ、ロドリゲスら仲間内で 「2死満塁」と設定して臨んだ最後の3スイングで、いずれも右翼席に運び「状態は良くなっている。“打点12”ですね」と笑みを見せた。第2戦の先発は今 季13勝のバーネット。相性を考慮して捕手はモリーナが起用されるため、正捕手ポサダの指名打者も選択肢の一つとなっているが、ジラルディ監督は明言は避 けた。
PR